ヘアドネーション普及へ「31センチの約束」寄贈 福岡市の全公立小に

 病気の治療などで髪を失った子どものために、医療用ウイッグを贈る活動を普及しようと、ライオンズクラブ国際協会ヘアドネーションプロジェクト委員会(福岡市)が10月29日、この活動をテーマにした児童書642冊を同市の全公立小学校に寄贈した。

 本は「31センチの約束」というタイトルで、小4の主人公が親友の病気をきっかけに、自分の髪の毛を伸ばしてウイッグ用に寄付する姿を描いたフィクション。頭髪の寄付には原則31センチの長さが必要とされることが書名の由来で、小児がん患者の支援も行う同クラブが制作を企画した。

 市役所を訪れ、市教育委員会の深堀雅基理事に本を手渡した同クラブの曽根田諭さん(68)は「福岡の子どもたちが善意の輪を広げてくれるとうれしい」と話した。

(田中直子)

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