「SDGs」理解するカードゲームとは? ケロケロ見聞録、7日放送 九大生がインタビュー

 九州大学共創学部の学生が制作するラジオ番組「ケロケロ見聞録」(ラブエフエム国際放送)は7日、持続可能な開発目標「SDGs」をテーマに放送する。ゲストは、西日本シティ銀行広報文化部の武田怜子さん(29)。SDGsにつながる事業を発想するためのカードゲームを開発したと聞いて、学生たちが事前インタビューした。

 西日本シティ銀行は音楽祭や地域の文化、歴史を紹介する冊子を発行するなど、地域貢献を続けている。2019年に開発したカードゲームは「場所」「ヒト」「モノ(コト)」が書かれた3種類のカードを組み合わせてアイデアを発想する。

 例えば「古民家」「留学生」「空き家問題」を組み合わせると、何ができるか。自由な発想で、持続可能な事業アイデアを導き出すきっかけにしようという試みだ。

 このカード、実は同行が子ども向けに17年間続けている「お金のがっこう」というイベントから生まれた。お金の価値や役割、銀行の仕事を学んでもらう内容。武田さんはその中で「子どもたちがSDGsに興味を持っている」ことを知った。そこでゲーム形式でSDGsを学んでもらおうと考え、広告会社とカードゲームを共同開発した。

 子どもたちはグループに分かれてゲームをするが、初めて会った子同士が頭をひねり、実際にあったらいいなと思えるアイデアが生まれることもあるという。今年4月からはこのカードゲームを使って事業アイデアを発想する企業向けワークショップ型事業を立ち上げた。

 武田さんは「地域の皆さんに寄り添って悩みを解決する」ことが地域の銀行の役割だと語った。その問題解決のための共通の物差しがSDGsだという。新型コロナウイルス禍のような苦難もあるが、今後も地域の一員として互いに支え合い、柔軟に変化、進化しながら持続的な事業展開できるようサポートしていくつもりだ。

 放送は7日午後10時から。後日、インタビューの詳細と学生たちの議論を紹介する。(九州大学共創学部3年・小池由記)

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 番組(毎月第1日曜)は学生チーム「メディアンリアン」が運営。メンバーが随時、収録の舞台裏を西日本新聞meで紹介する。

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