つながる喜び、お寺で共有 長崎で音楽イベント、400人歌い踊る

 コロナ禍で薄れた「人とつながる機会」にしてもらおうと、長崎県内の20~30代が企画した音楽イベントが7日、長崎市矢上町の教宗寺であった。県内で活動するミュージシャンら12組が本堂でパフォーマンスを披露。約400人の参加者と一緒に歌い、踊り、ぬくもりを感じ合った。

 呼び掛けはボイスパフォーマーの松尾直哉さん(29)=同県諫早市。ライブ活動ができず、仲間と会えない日々が続いたことで「感じられなくなった人とのつながりを取り戻したい」。

 寺の一部で中高生らの居場所づくりに取り組む僧侶小岱(しょうだい)海さん(32)が協力。「音楽で人を照らし、寺でくつろいで」と願って「寺スハウス」と銘打った。

 仏様が安置された本堂で、松尾さんのDJで参加者が輪になって踊り、盛り上がる場面も。長崎市の会社員八代雄太さん(29)は「寺と音楽の融合が面白い。これからもつながりを意識してみようと思った」。

 「生きづらさ」をテーマに小岱さんと若者が語らう会合では、ある参加者が「社会が感染拡大の責任を私たちに押しつけているように感じる」と吐露。友人に会えず、苦しむ人の声に気付いてもらえなくなったのでは-。小岱さんはこの問い掛けに優しく応じた。「まず相手のことを分かりたいと思うことが大事」 (松永圭造ウィリアム)

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