J1福岡、ロスタイムの同点劇 4人同時交代が流れ変える

 ◆明治安田生命J1第35節 福岡1-1横浜FC(7日、ベスト電器スタジアム)

 粘りの姿勢が歓喜を生んだ。1点を追う後半46分。途中出場のサロモンソンの右足シュートが相手DFに当たり、オウンゴールを誘った。「とにかく低いボールで決めることを意識した」。ホームでの黒星を防ぐ貴重な同点弾にうなずいた。

 後半10分に先制されると、同20分に選手4人を同時に交代した。大胆な選択で流れを変えると、同35分にはDF宮を下げてFW渡を投入し、システムも変更。試合の状況に応じて戦術を的確に変える采配で、勝ち点1を引き寄せた。

 チームは90分を過ぎてからの得点が7点目となった。J1では最多で、今季のしぶとさを証明している。長谷部監督は「攻めに向かっていることと『点を取りに行け』というサポーターの思いがつくるスタジアムの雰囲気が大きい」とうなずいた。

 主将の前も「あの状況で引き分けに持ち込み、意味のある勝ち点1になった」と振り返った。J1残留という大きな果実を実らせた成果を示すような粘り強い試合運びだった。

 (松田達也)

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