有田工、60年ぶり九州大会で初の4強 「ここまできたなら上を目指す」

 有田工が60年ぶりの九州大会で初の4強入りを果たした。春夏合わせて甲子園計23回出場の海星に「まさか勝つとは思わんかったです」と梅崎監督。来春の選抜初出場にも大きく前進した快勝に驚きを隠せなかった。

 七回まで互いに無得点。先発の塚本(2年)は何度も得点圏に走者を許しながら粘りの投球を見せていた。「間違いなくうちのペース」。梅崎監督が予感したように打線が応えた。八回2死二、三塁から土谷(同)の2点適時打で均衡を破るとそのまま逃げ切った。

 「試合を重ねるごとにこんな成長するのか」。大会参加チームで最弱と自虐的に語る梅崎監督は驚く。新チーム発足当初は県大会で1回戦突破ができるかどうかと考えていたという。1、2年生合わせて部員28人の小所帯。学年の上下関係の壁がなく和気あいあいで、一丸となった団結力を強みに九州の4強へと上り詰めた。主将の上原(同)も「(今は)焦った感じがない。ベンチの雰囲気がよくて一体になっている」と成長を実感する。

 選抜を確実にするため次戦も勝つことが求められる。上原は「ここまできたなら上を目指して戦っていきたい」と九州王者を見据えた。 (鬼塚淳乃介)

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