大島の大野、涙の完封劇 3試合で467球

 試合終了の瞬間、涙があふれてきた。「ほっとしたのとうれしさが一気にきて」。大島のエース左腕大野(2年)が強打の興南を6安打完封。3試合連続完投で計467球を投げきり、初の4強進出の原動力となった。

 「8割の力で打たせて取ることを意識した」と、カーブを効果的に投げて打たせて取った。三回に先制適時打を放つなど投打でチームを引っ張った。塗木監督は「大野がよく投げたし、バックも守った。チーム全員の勝利」とたたえた。

 フェリーが満員になるほどの応援団が駆け付け、奄美大島ではパブリックビューイングも行われた。島民の後押しを受け、21世紀枠で選抜大会に出場した2014年に続く2度目の出場に近づいた。1週間に500球以内の制限があるため、有田工との準決勝は33球まで。それでも「みんなに助けられたから次は助けたい」と投げられない分、打撃での貢献も思い描いた。 (前田泰子)

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