母を見守りに 臼井豊子

 実家で暮らす兄夫婦が用事で終日留守にするため、子守ならぬ母の見守りに行った。100歳くらいまでは足腰も頭もしっかりしていたが、コロナ禍で孫やひ孫の来訪も減り、徐々に認知症が進んだ。103歳にもなれば無理ないか…。

 「すぐに帰ってきんしゃろうや? 買い物にでも行っとんしゃっちゃろうや?」「違うよ。...

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