電車で相次ぐ凶悪事件 西鉄も車内の安全対策強化 巡回頻度増やす

 西日本鉄道(福岡市)の林田浩一社長は10日の記者会見で、九州新幹線内での放火未遂事件などを受け、西鉄電車の車内で社員による巡回頻度を増やすなど安全対策を強化する方針を明らかにした。

 これまでも駅間の距離が長い急行や特急電車を中心に車内巡回による警戒は実施していたが、今後は巡回頻度に加え、駅構内の巡回場所も増やす。

 現行の非常時マニュアルは不審物や酔客への対応が中心だが、今年8月に私鉄の小田急線で刺傷事件が起きたのを受け、防犯に特化したマニュアルの作成も進めている。

 電車内の防犯カメラは2年ほど前から設置に取り組んでおり、将来的には天神大牟田線の全車両に設ける予定。林田社長は「まずは速やかにできる防犯対策から強化し、カメラの設置など時間がかかる取り組みは、計画を立てて着実に進めていきたい」と話した。

 (山本諒)

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