宝探し(4)ベトナムの重い現実 ミン監督との出会い 

梁木靖弘さん寄稿【さらば、アジアフォーカス 映画祭の回想19】

 ぼく自身は反戦運動をしたわけではないが、ベトナム戦争まっただ中の世代にとって、ベトナムは青春の墓標である。本当にベトナムに来たのだろうか。夢のベトナム、暮れなずむハノイ。うっそうとした並木道のつづく道路は広い。車があまり通らないので、大通りのど真ん中を、自転車の前に座席をつけた輪タク(シクロ)に揺...

残り 2007文字

この記事は会員限定です。登録すると続きをお読みいただけます。

関連記事

PR

PR