23年G7サミット、官民一体の誘致アピール 福岡知事が要望書【動画】

 福岡県の服部誠太郎知事と秋田章二県議会議長は17日、外務省を訪れて林芳正外相と面会し、2023年夏に日本で予定されている先進7カ国首脳会議(G7サミット)について、福岡で開催するよう求める要望書を手渡した。

 国内でのG7サミットは、16年に三重県で開催された伊勢志摩サミット以来。今回の開催地には、名古屋市も誘致を検討している。

 服部氏は林氏に対し、福岡の国際的な知名度を高めるため、政財界一体でG7サミットの誘致活動に取り組んでいく決意を伝えた。福岡市で19年、20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議が開かれた実績や、アジアとの地理的、歴史的な近さも強調し「(福岡開催は)アジアと世界を結ぶ日本の役割を、国際社会に強くアピールできる」と訴えた。

 これに対し林氏は、福岡県と福岡市がG7サミットの誘致を正式表明したことに謝意を伝えた上で「要望は関係府庁としっかり協議させていただく」などと応じた。

 17~18年にかけ、福岡市は20カ国・地域首脳会議(G20サミット)の誘致を狙ったものの、宿泊施設の不足などが指摘され、G20サミットの開催地には大阪が選ばれた経緯がある。福岡市の大名地区には23年春、米系高級ホテル「ザ・リッツ・カールトン」の開業が予定されるなど、当時と比べて海外要人受け入れの態勢は強化されている。

 この日の面会後、服部氏は取材に対し「福岡なら、各国首脳や海外メディアに最高のおもてなしができる。G7サミットの実現へ全力を挙げたい」と力を込めた。(井崎圭、山口卓)

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