大久保が積んだ経験、サッカー界に伝えてほしい

 忘れられない言葉がある。川崎に所属していた2013年、大久保に単独インタビューをした。「現役の最後は九州で終えられたら幸せ」。31歳で得点王を獲得した当時は、まだ先の話だと思って聞いていた。

 16年に川崎を離れてからは、国内クラブで移籍を重ねた。その頃から、毎年オフになると「次の移籍先は…」と気に懸け、念のため取材をするようになった。

 長崎・国見高時代に指導した小嶺忠敏氏は「体が小さく『大成できない』という声もあったが、素晴らしい能力を持っていたし、たゆまぬ努力をやってきた。今までの経験を次代の子どもたちに伝えてもらいたい」とエールを送った。

 最後は九州で-。現役選手としては実現しなかった。それでも福岡で生まれ、長崎で育ち、代表、欧州で経験を積んだストライカーが九州だけでなく、日本のサッカー界に伝えられる有形無形の財産はたくさんある。 (松田達也)

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