【詩時評】柿、裸、レール、心の往還 宇宿一成、サラ・カイリイ、脇川郁也

岡田哲也さん寄稿

 秋空に柿の実が艶(つや)やかです。昔はわがやでも吊(つ)るし柿や淡(あわ)し柿を作ってました。ただ落ちた熟し柿の始末には往生しました。人間も柿も熟したら落ちるだけじゃないか、ああ成熟なんてイヤなこった、私は幾度こう呟(つぶや)いたことでしょう。

 渋抜きを淡(あわ)すとか爽(さわ)すというのは味の...

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