台湾映画選び 評論家張昌彦さんとの縁 部屋に缶詰めでDVD鑑賞

梁木靖弘さん寄稿【さらば、アジアフォーカス 映画祭の回想21】

 話は飛んで、2006年の夏。佐藤忠男氏が映画祭ディレクター辞任を表明する。突然だったので、来年以降どうするかという緊急会合が何回か開かれたが、なかなか埒(らち)が明かない。話が煮詰まったころ、当時の西日本新聞文化部長、田代俊一郎氏の「あんたがやったら」のひと言で、ぼくが後任のディレクターに指名された。9月に映画祭が終わって、佐藤忠男氏は退任。新米ディレクターとして、翌年のためにとにかく映画を探しに行かなくてはならない。12月にインドのケーララ、年明けの1月にはオランダのロッテルダムに飛んだ。3月には台湾へ。そこでお世話になるのが批評家の張昌彦さんである。...

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