『これはただの夏』 燃え殻著

 普通の大人になれなかったと思っている「ボク」が普通の大人っぽい体験をする。その一瞬を描く小説である。「ボク」はひと夏の体験をコンピューターのシステムの不具合を指す「バグ」みたいなことが起きた、と表現し、「まだ飲み込めてない」と語るが、読者たる「ボク」も、この小説をうまくまだ消化できずにいる。

 一...

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