遥かなる黄金の粉【食べる本、読む料理 川野里子2】

 すぐそこにあるのに手が届かないものほど人の情熱を掻(か)き立てるものはない。

 「かあさんはひきわりトウモロコシに塩と水を入れてこね小さくまるめます」。わたしの母さんも小麦粉に塩と水を入れてこねていたが、それはあまりにも見慣れた団子汁のための団子をこねる用意だった。トウモロコシという言葉も少しハイ...

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