【年間紅皿賞 2020】母のたんすの中には 秋丸節子

 「そろそろ帰るね」と私。「そうね、じゃあ何かお土産でも」。そう言うと母は立ち上がり、つえを持ち、おぼつかない足取りで部屋の片隅にあるたんすに向かう。そして、上から下まで引き出しを開けて何かを探す。そう、私に持たせるお土産を探しているのだ。...

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