コロナ禍、飲食業から養蜂家へ転身 自然の恩恵「共に前へ」の思いで

シン・フクオカ人 #61

 〈刺されて手がアンパンマンのようになったこともある。でも、自然のサイクルの中にいる充実感が力をくれる〉

 かつて柿山だった福岡県久留米市の山中に、縦と横30センチほどの木箱が等間隔で並ぶ。中には、働き蜂8000匹と女王蜂1匹の西洋ミツバチの群れ。養蜂家の ばる亜衣 (28)が世話をしている。

 秋以降、木箱の数は日を追うごとに減っている。ハチたちは、福岡県の筑後地方や佐賀県のイチゴ農家で冬を越すからだ。ハウス栽培のイチゴを実らせるには、花を人工的に授粉させる必要がある。人の手でも可能だが、蜜を集めるために飛び回るミツバチがその役割を担ってくれるのだ。

作業時は防護服

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