立民に求めるのは「具体的な政策提案」 あな特通信員アンケート

 立憲民主党代表選で泉健太氏(47)が新しい代表に選ばれたことを受け、西日本新聞「あなたの特命取材班」は30日、無料通信アプリLINE(ライン)でつながる「あな特通信員」にアンケートした。枝野幸男前代表の政策や政治姿勢について、5割超が「修正・転換すべき」と回答。「継承すべき」としたのは2割弱にとどまった。野党第1党として「具体的な政策の提案」を望む声が多く、来夏の参院選に向けた党再生の鍵となりそうだ。

 調査は30日午後、全国の通信員約1万4500人に呼び掛け、544人が回答。うち4割が支持政党は「特になし」と答えた。

 泉新代表に「期待できる」と答えたのは3割強にとどまり、理由に知名度不足を挙げる声が目立った。

 新代表に最も力を入れてほしいことを尋ねると、「政府与党に対する具体的な政策の提案」(43%)が、「政府や与党が正しく政治を行っているか監視」(22%)、「野党第1党として他の野党との連携をリード」(14%)、「党内の人材育成や地方組織の強化」(5%)、「情報発信力の強化」(3%)を大きく上回った。重点的に取り組むべき政策、課題(複数回答)は「経済対策」と「新型コロナ対策」が多かった。

 10月の衆院選では枝野氏の主導により、共産党や国民民主党など野党4党と289小選挙区のうち213選挙区で候補者を一本化。当選したのは3割弱で、共産と結んだ「閣外協力」の合意が一部から批判を浴びた。

 来夏の参院選に向けた野党共闘の在り方については、「このまま進めるべき」(28%)、「参加する政党の枠組みを見直すべき」(26%)、「野党共闘自体をやめるべき」(25%)、「政党の枠組みは今のままでいいが、選挙協力だけにすべき」(14%)の順だった。「共闘しないと自民党に勝てない」(大分市の57歳主婦)との声の一方、「政権をとってもどうせ分裂する」(福岡県の45歳男性会社員)と政策や理念の違いへの懸念もあった。

 

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