サファテ引退「愛する鷹へ」ラストメッセージ 「モリ、250セーブを!!!」

 ソフトバンクは30日、デニス・サファテ投手(40)の引退を発表した。2018年の右股関節手術後は1軍登板がなくリハビリが続き、3年契約の最終年だった今季限りで現役生活に終止符を打った。球団はプロ野球歴代5位の通算234セーブを挙げた功績をたたえ、来年にも引退セレモニーを行う方針だ。

 サファテは球団を通じて2千字を超える熱い引退メッセージで感謝をつづった。秋山幸二元監督には「私をクローザーとして使い始めてくれ、常に私のことを信じ続けてくれた」。工藤公康前監督には「彼のリーダーシップとサポート、そして私の家族に対する愛に感謝します」とした。またサファテが戦列を離れた後に守護神の座に就き、通算121セーブの森には「250セーブ目指して頑張って」とエールを送った。

 11年に広島に入団し、西武を経て14年にソフトバンクへ。球団では馬原に並ぶ歴代トップの180セーブを積み重ねた。15年から3年連続で最多セーブのタイトルを獲得。シーズン54セーブのプロ野球記録を樹立した17年にはパ・リーグ最優秀選手(MVP)、日本シリーズMVPに輝き、その年のプロ野球の発展に最も貢献した監督、選手に贈られる「正力松太郎賞」も外国人選手で初めて受賞した。

 名球会入りの条件である250セーブまで16セーブ届かなかったが「それもまた野球だと思います」と現実を受け入れた。誰からも愛された「キング・オブ・クローザー」は記録にも記憶にも残る男だった。 (長浜幸治)

サファテの主なメッセージ

 私と福岡ソフトバンクホークスとの契約が終了しました。素晴らしいものにはいつか終わりが訪れます。私にチャンスを与えてくれたホークスに感謝したいと思います。

 ユイト・モリ。僕と親友になってくれてありがとう。あなたのおかげでレベルアップできました。少しでも自分が気を抜けば、すぐにあなたが私のクローザーの仕事を取ることを分かっていたからです。あなたのこれまでの頑張りにより今のあなたがあるのです。250セーブ目指して頑張ってください!!!

 日本は第二の故郷です。日本で過ごした時間を永遠に大切にしたいと思います。日本での野球人生は、私が望んだ形で終わることができませんでしたが、それもまた野球だと思います。

 将来的にはこれまでの経験とチームメートの成長をサポートした経験を生かし、ホークスがこの先も常勝チームであり続けるために何らかのお手伝いができればと願っています。これは永遠のお別れではなく、一時的なものです。また近いうちにお会いしましょう!

 King of Closer

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