マルティネスが鷹退団 パドレスと4年契約合意

 今季ソフトバンクでプレーしたニック・マルティネス投手(31)が米大リーグのパドレスと4年総額2千万ドル(約22億6千万円)で契約合意したことが分かった。2日(米国時間1日)、米メディアが報じ、同日に公示されたソフトバンクの契約保留選手名簿から外れ、自由契約となった。今季先発の軸として活躍した右腕が1年で退団。4位からの巻き返しを図るソフトバンクにとって痛い流出だ。

 マルティネスは日本ハムから移籍した今季は新型コロナウイルスの影響で来日が3月末と遅れたが、5月に1軍合流後は先発ローテをシーズン最後まで守った。投球回140回2/3は規定投球回に2回1/3だけ足りなかったが、防御率1・60で抜群の安定感を発揮し、チーム2位の9勝を挙げた。さらに東京五輪に米国代表として出場し、日本との決勝で先発した。

 今季まで指揮を執った工藤前監督は「マルちゃん(マルティネス)が登板する日は負けられない」と話すなど絶大な信頼を置いていた。右腕は今季の1年契約。球団は大事な戦力として来季の新規契約を準備し、残留を要請していた。Bクラスからのチーム再建を託された藤本監督も先発ローテの軸として期待したが、米大リーグ球団からの評価を高めていた右腕は、5年ぶりのメジャー復帰を選んだ形だ。

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