「人は愛するに足り、真心は信ずるに足る」哲さんしのぶ竹灯籠

 非政府組織(NGO)「ペシャワール会」現地代表の中村哲医師=当時(73)=が2019年にアフガニスタンで亡くなって2年の4日、中村さんの家族が住む福岡県大牟田市にある民間文化施設「みきの国」で、同会有志ら主催の追悼行事が始まった。

 会場では活動中の中村さんの写真や新聞記事など約200点を展示。夕刻、会場周辺に中村さんをしのぶ竹灯籠約200個がともされた。

 点灯式には、会事務局でボランティアをしている中村さんの長女秋子さん(41)も駆け付け「私も父のように貧困などを遠い国のことと感じず、自分のこととして、行動していきたい」とあいさつ。灯籠に彫られた「天、共に在り」「用水路が運ぶ恵みと平和」などの文字や模様から淡い光が漏れた。

 追悼行事は5日まで。展示に加え、記録映像「荒野に希望の灯をともす」(視聴料300円)も午前10時、午後1時、同3時半に上映。午後5~8時には竹灯籠がともされる。(立山和久)

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