「想い出を、ラブソングにのせて」昭和館で上映会 来年1月に東京でも

 映画の街・北九州をアピールする「北九州映画実行委員会」の第2回作品「想い出を、ラブソングにのせて」の上映会が5日、北九州市小倉北区の映画館「昭和館」であった。主役を演じたHKT48の神志那結衣や地頭江音々をはじめメンバー5人がトークショーに登場、坂本愛玲菜が主題歌「逢いたい」を披露してイベントを盛り上げた。第3部の終了直前には、来年1月22、23日に「浅草花やしき」で東京上映会を開くことも発表した。

 作品は若松区本町の国登録有形文化財「上野ビル」や門司区の「プレミアホテル門司港」などで撮影。小倉北区堺町など繁華街の風景もふんだんに使われ、北九州空港も重要な舞台となっている。主役の神志那は、カセットテープに残された歌声を頼りに実の母を探す大学生の揺れ動く心境を繊細に演じ、その友人役として背中を押す地頭江も明るく前向きなキャラクターを演じきった。

 新型コロナウイルス禍の影響で何度か延期となり、ようやく実現した上映会。終了後、取材に応じた神志那は「本当にできるのか不安だった」とほっとした表情。「昭和館という、伝統のある映画館で上映できてうれしい。自分の演技を見るのは少し恥ずかしかったけど、次第に物語に入り込んで撮影期間を思い出した。(見た人に)感動したと言ってもらえてうれしかった」と笑顔を見せた。

 同じく銀幕デビューとなった地頭江も「スクリーンに自分が映っているのも不思議だったけど、形として残るのがありがたかった。見てもらえる機会が実現できてうれしい」とうなずいた。

 歌手役で出演した秋吉優花は「歌手役で映画に出るのは一つの夢だったし、新しい一面を見せられたんじゃないかなって思います」と語った。実行委の前作「めぐり逢わせの法則」に続く出演となった坂口は「えれたん(坂本)が主題歌、優花ちゃんが劇中歌『LIFE』を歌うなど、他のメンバーにも(活動を)つなげている。地元福岡のアイドルとしてもうれしい」と手応え十分だった。

 主題歌を歌った坂本は「自分が頑張ってきたことが形に残った気がしてうれしかったし、(主題歌の)歌詞と物語がリンクしているところがいっぱいあって『ここがこうやってつながっているんだ』って、いろんな発見があった」と語り、「よりいろんな気持ちを思い描きながら、より深く(歌を)届けることができたんじゃないかと思います」と振り返った。

 岩松茂監督を交えたトークショーでは、坂口理子を司会に、秋吉が子役の俳優をあやして緊張を和らげたことなど、撮影の裏話が披露された。(古川泰裕)

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