年の瀬の再出発 53歳、突然雇い止め 38歳、コロナで就職予定消え

 年の瀬に向けて街がにぎわう中、仕事や生活が行き詰まり、悩む人がいる。厳しさに向き合う人からは新型コロナウイルスの影響だけでなく、長く指摘されてきた社会の課題も透けて見える。定職がないまま師走を迎え、再出発を目指す2人から話を聞いた。

 福岡県内の男性(53)は9月、勤務先から雇い止めを告げられた。入社から約2週間後。「こんなことって、あるんですかね」と首をかしげた。

 8月末に有期契約社員として入社した。仕事はコールセンターのオペレーター。入ってすぐに体調不良などで数日休み、研修がうまく進まなかった。復帰して3日ほど練習しただけで、習熟度をチェックされた。

 結果は思わしくなく、上司は「このままでは顧客対応はさせられません」。12月末までの雇用契約は10月上旬で打ち切りに。「頑張りますから」とすがったが、決定は変わらなかった。...

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