ホンダ熊本、19年ぶり決勝進出 若き4番古寺がサヨナラ弾 都市対抗野球

 ◇都市対抗野球準決勝(8日、東京ドーム)ホンダ熊本2x-1セガサミー(東京都)

 若き4番が決勝へ導いた。同点の九回、先頭の古寺が2番手で登板した相手右腕の高めに浮いた変化球を見逃さなかった。フルスイングで捉えた打球はバックスクリーンに飛び込む劇的なサヨナラ本塁打となり「来た球を思い切り振った」と喜びを爆発させた。

 力投する先発の片山が1点リードの九回2死に同点ソロを浴びた。「粘っていた片山さんのためにも自分で決めたかった」。自身初というサヨナラ本塁打は、準々決勝の東邦ガス(名古屋市)戦に続く2試合連続の貴重な一発となった。

 大阪桐蔭高では3年時の2016年の選抜大会で中軸を務めた。社会人1年目で出場する大舞台で4番の重圧を感じる中、期待を背負う23歳は「(主将の)川嶋さんが『勝敗は俺たち(ベテラン)の責任なんだから。思い切っていけ』と言ってくれる。意気に感じてます」と力を込める。

 公式戦で3年ぶりの先発を務めた片山は、最終回に一発を浴びながらも119球で投げきった。初戦から救援として3試合連続救援で2回2/3ずつ投げ、中1日での先発でも好投した。

 渡辺監督は「選手全員が役割に徹してくれていることが結果に出ている。選手を褒めたい」とたたえた。投打がかみあう最高の雰囲気で19年ぶりの決勝に進んだ。勢いに乗って、悲願の初優勝に挑む。

 (山田孝人)

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