野口さんの作品ファイナルへ プロジェクションマッピング国際大会、九州で唯一

 建物などに画像を投影するプロジェクションマッピングのアジア最大級の国際大会「1minute Projection Mapping」で、福岡市のグラフィックデザイナー野口一信さん(41)の作品が、九州のクリエイターで唯一ファイナリストに選ばれた。12日に東京である公開審査会に向け、9日から動画投稿サイトユーチューブ」で作品が視聴できる。

 大会は2012年に始まり、1分~1分59秒の映像で競う。初の東京開催となる今回は「希望」をテーマに、54カ国・地域から246作品が寄せられた。1次審査を通過したファイナリスト19作品のうち、日本勢は3作品。他に英国、イタリア、カナダ、タイなど多彩な顔ぶれがそろった。作品は9~12日、明治神宮外苑にある聖徳記念絵画館に投影され、最終日の12日にグランプリなどが決まる。

 野口さんは佐賀市出身。福岡市のデザイン制作会社「ピノー」に勤める傍ら、フリーとしても活動する。これまで、福岡パルコ(同市・天神)地下の「天神かっぱの泉」が改装した際に設置された巨大な卵形のオブジェに投影する映像などを手掛けた。今大会への挑戦は5回目で、初めてファイナリストに選ばれた。

 「ジダイノテ Hands of New Age」と名付けた今回の作品は、荒廃した風景に現れた「手」から物語が展開する。建物を大きなキャンバスに見立てて色を塗ったり、カラフルな絵文字が動きだしたりと、にぎやかな作品に仕上がった。野口さんは「希望は次世代の手の中にこそある、との思いを込めた」と話す。

 9~11日はユーチューブでも全19作品を公開し、併せて視聴者投票で決定する「オーディエンス賞」への投票も受け付ける。

 視聴アドレスはこちら

(前田淳)

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開催中

大九州展

  • 2022年1月12日(水) 〜 2022年1月18日(火)
  • 井筒屋小倉店本館8階催場

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