企業在籍のまま研究も…九大が来春新学府 データサイエンスやAI人材育成 

 九州大は16日、大学院に来年4月、数学や統計学を基盤にして社会課題を解決する人材を育成する「マス・フォア・イノベーション連係学府」を開設すると発表した。新学府の学生は、連携する企業に籍を置いて給与を得ながら、主に大学院で研究ができる制度も導入する。

 九大は産業数学の研究所を設置するなど数学や統計学に強みを持つが、他分野との連携には消極的で、博士課程への進学者も少なかった。

 新学府は、既存の数理学府、システム情報科学府、経済学府が連携して構成する。既存の3学府の学生や教員と共同研究に取り組み、数理やデータサイエンス、人工知能(AI)を組み合わせて社会を変革する人材を育成する。

 進学率の伸び悩みの背景には、経済的な不安や就職先の見つかりにくさがあり、新たに「卓越社会人博士課程制度」も導入。学生は前期課程修了後、企業が求める研究テーマと合致して採用されれば、企業に籍を置きながら大学の研究に専念できる。九大は「博士離れを防ぐ、日本初の制度」と期待する。

 新学府の学生は数理学府、システム情報科学府、経済学府の合格者のうち、希望者の中から選抜される。

 (小林稔子)

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