「宇宙人割」でおもてなし【宇宙人?へのインタビュー動画】

 大分空港(大分県国東市)が来年にも人工衛星の打ち上げ拠点「宇宙港」になるのをアピールしようと、大分県は16日、県内の温泉施設で宇宙人を対象に宿泊料金の割引などを実施する「宇宙人割」を始めた。「宇宙人です」と自己申告すれば利用できる。県の担当者は「新型コロナウイルスの感染対策をした上で、宇宙からの来訪をお待ちしています」と真剣だ。

 「日本一のおんせん県」を打ち出している大分県は、「宇宙港」計画をきっかけに「宇宙ノオンセン県オオイタ」キャンペーンを13日から実施中。県の特設サイトで温泉や観光を楽しむ「宇宙人」の姿や、風呂おけ形の未確認飛行物体(UFO)の映像を公開するなど、宇宙を前面に押し出してPRしている。

 「宇宙人割」が対象の23温泉宿泊施設ではプレゼント進呈などの特典があり、うち4施設では100~1万円の宿泊料金の割引がある。宇宙人に炭酸水ペットボトル1本をプレゼントする日田市の温泉旅館「みくまホテル」は、館内に宇宙人のピクトグラムや宇宙人向けの案内表示を設置して、宇宙人をもてなす。

 「コロナ禍で暗い出来事が多いので楽しく盛り上げたい。本当に宇宙人が来るかもしれませんね」とホテルの担当者。各施設ともコロナ対策を実施した上で迎え入れる。宇宙人割は来年2月28日まで。

 県は昨年、宇宙開発を手掛ける米企業ヴァージン・オービットと提携。大分空港で2022年以降の10年間で、20回の人工衛星打ち上げ計画が進んでいる。県は新たな宇宙産業の創出などにより、約102億円の経済効果を見込んでいる。

 (中西是登)

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