初出場の八女学院、快進撃止まる 1試合ごとに成長 全日本高校バレー

 快進撃が止まった八女学院の選手たちが流した涙には、全てを出し切った思いが詰まっていた。昨夏の全国総体優勝の下北沢成徳に0-2で屈した女子の準々決勝。初出場ながら鍛え抜いたレシーブ、縦横無尽に動き回る全員バレーを存分に示した。楢原主将(3年)は「素晴らしい舞台でベスト8に入ることができたことは誇り。最後は力が及ばなかった」と顔を上げた。

 奈良文化との3回戦と同じように、高いブロックに苦しんだ。それでも粘り強く拾い続け、コンビバレーで切り崩す場面も多かった。

 豊富な運動量に支えられたレシーブ。身長差をスパイクのパワーで補おうと、昨年からは個別に毎日、1時間のウエートトレーニングに励み、大舞台で高く、厚い壁を何度も突き破った。木屋監督は「1試合ごとに強くなった」とうなずいた。

 春高バレーが現行制度となった2010年度大会以降、福岡県勢の女子としては初の8強入り。楢原主将は「このチームで主将をできて良かった」と涙を拭った。 (山田孝人)

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