熊本でもオミクロン初確認 県外訪問男女3人 知事「第6波に入った」

 熊本県と熊本市は7日、新型コロナウイルス陽性が判明していた20~30代の男女3人について、県内で初となる新変異株「オミクロン株」感染が確認されたと発表した。同日の新規感染者は31人だった。蒲島郁夫知事は臨時記者会見を開き「感染急拡大がみられ、本県でも第6波に入ったと判断した」と説明。基本的な対策の徹底とともに、他の感染拡大地域への移動を控えるよう呼び掛けた。

 県と市によると、オミクロン株への感染が確認されたのは、熊本市の20代男性と荒尾市の30代男性、同市の20代女性。いずれも海外渡航歴はなく、年末年始に県外を訪問しており、滞在先で感染したとみられる。3人はゲノム解析の結果、7日にオミクロン株感染が確定した。

 県によると、5日までの1週間の新規感染者数は6人。同日以降も多数の感染者が確認されているとして、県は7日、感染状況を示す県独自のリスクレベルを「1」に引き上げた。昨年12月のレベル改定以降、引き上げは初めて。

 昨秋の感染「第5波」の沈静化後は、感染者ゼロの日も続いたが、年末年始を経て再拡大。県内の新規感染者は3日1人▽4日1人▽5日4人▽6日24人▽7日31人-と右肩上がりに推移している。

 また3~6日までの感染者30人のうち、ワクチンの2回接種を終えていた人は8割の24人だったことも判明。オミクロン株に感染した荒尾市の2人も2回接種済みだったという。

 蒲島氏は「経験したことのないスピードで感染が広がっており、先手先手で対応していく。マスク着用や小まめな換気、手洗いといった感染対策の徹底をお願いしたい」と述べた。 (鶴善行、西村百合恵)

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