『打ちのめされた心は』 フランソワーズ・サガン著

 サガン作品の目印ともいえるビュッフェの表紙絵を見た時、胸が震えた。奇跡的に見つかったこの未完の作品は、息子ドニの推敲(すいこう)を経て、没後15年の2019年に本国フランスで発表されると、話題と称賛を巻き起こしたという。

 冷めた心がすれ違う大富豪家の人々。当主と威圧的な後妻、遊び人の義弟。著者自身の経験を投影した...

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