奄美大島に独自の緊急事態宣言 鹿児島県、飲食店に時短や酒停止要請

 鹿児島県は8日、新型コロナウイルスの対策本部会議を開き、感染が急拡大している奄美大島の5市町村に県独自の緊急事態宣言を出した。5市町村の飲食店ついては、午後8時までの営業時間短縮と酒類提供の停止を要請することを決めた。要請期間は11~24日。

 5市町村は奄美市、龍郷町、瀬戸内町、大和村、宇検村。中でも奄美市は、1日当たりの新規感染者が4日2人、5日6人、6日30人、7日50人、8日106人と急増。年末年始の帰省や会食、新変異株「オミクロン株」などが影響しているとみられる。奄美大島の病床使用率は40%(7日時点)に達している。

 時短などに応じた飲食店には協力金を支払うほか、会食は同一のテーブルやグループが4人以下となるよう要請する。また、奄美大島の県有施設は当面休館し、奄美大島との不要不急の往来自粛を求める。

 会議後の記者会見で、塩田康一知事は「まさに第6波が到来している。これまでにないスピードで、感染者数も多い」と危機感を示した。政府へのまん延防止等重点措置適用の要請については「県全体の感染状況はレベル1。まだ要請する段階ではない」と述べた。

 (片岡寛)

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