誤差0.001ミリ以内…「目に入れても痛くない」ミクロの技【世界に挑む⑦】

 真新しい工場の玄関に掲げられた英語の表記が、誇らしげに見える。「Medical Division(医療部門)」。鞍手町の山間部にある超精密金型メーカー「藤井精工」が、2020年夏から稼働させた医療機器部品の製造棟だ。

 昨年12月下旬。内部のクリーンルームでは、全身白衣姿で目元だけを出した従業員が製品を洗浄したり、顕微鏡を使って検品したりしていた。

 そばには、手元をのぞき込む社長の藤井福吉(72)の姿があった。ここで生まれた部品は、藤井にとって「目に入れても痛くない」ほどの愛着がある。...

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