長崎・佐世保要塞砲兵連隊 清水中の敷地から遺構出土

 明治時代に設置された旧日本陸軍の「佐世保要塞(ようさい)砲兵連隊」の兵舎跡が、佐世保市万徳町の清水中学校の敷地内から見つかった。

 校舎の建て替え工事に伴い、市教育委員会が昨年10月中旬から発掘調査を実施。建物1棟の基礎の一部とみられる、最大で長さ50センチのれんがで造られた遺構が3カ所から出土した。

 「佐世保重砲兵連隊史」と市教委によると、連隊は佐世保軍港防衛のため1897(明治30)年に設置。軍港周辺の砲台で防衛任務に当たっていた。兵舎は2年後の99年に建設され、隊員の宿舎として使用されていたという。

 戦後、兵舎は1951年に旧陸軍から市に払い下げられ、58年には清水中の校舎が建設された。兵舎はその間に取り壊されたとみられるが、詳しい資料などは残っていなかった。市教委は新年度以降も調査を進め、校舎の設計変更も検討する方針。 (才木希)

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