【独自】高齢者3回目接種6カ月に前倒し 政府、一般接種も条件次第で容認

【東京ウオッチ】

 新型コロナウイルスの新変異株「オミクロン株」対策の切り札として、政府が検討しているワクチンの3回目接種の前倒し内容が、政府関係者への取材で分かった。2回目接種からの間隔について、65歳以上の高齢者は従来の7カ月から6カ月に、64歳以下の一般の人は8カ月から7カ月に、それぞれ前倒しする方向。政府は13日夕に決定する見通しだ。

 政府関係者によると、64歳以下の一般の人を7カ月間隔に前倒しする分のワクチンは、1~3月に追加供給を受ける米モデルナ製の1800万回分を活用する。また、1、2回目接種で未使用のワクチン900万回分などを自治体が保管しているため、これを活用できる体制が整った自治体では、64歳以下の一般の人に関してもさらに6カ月間隔への前倒しを認めるという。

 政府は昨年11月、3回目接種は2回目接種から8カ月以上空けるとする原則をいったん決定。その後、国内外でオミクロン株が急拡大したことを受けて12月、医療従事者や高齢者施設の入所者らは6カ月間隔に、65歳以上の高齢者も7カ月間隔に、それぞれ短縮する方針を公表していた。今月11日、岸田文雄首相は3回目接種のもう一段の前倒しと、自衛隊が運営する大規模接種センターの再開設の意向などを示していた。

(前田倫之)

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