第6波のピーク、福岡3500人予測 長崎大「接触5割減でも別次元の感染拡大」

 長崎大の疫学検討班は14日、新型コロナウイルスの新変異株「オミクロン株」が急拡大する中、人との接触機会を5割減らしても、1日の新規感染者数のピークは福岡県で約3500人、長崎県で約950人とする流行予測を発表した。それぞれ第5波の2.8倍、8.3倍に当たり、「流行拡大速度が別次元」としている。

 オミクロン株はデルタ株の2倍の感染力を持つと仮定し、行政の感染防止策や個人の外出自粛などで接触機会を減らした場合を計算した。

 具体的には、14日から接触を5割減らすと、福岡がピークの2月上旬に3578人、長崎が同下旬に956人との結果が出た。7割に抑えれば両県とも1月下旬がピークとなり、福岡で2273人、長崎で470人にとどまるという。

 一方、接触の5割減が20日にずれ込めば、2月上旬に福岡で1万3266人、長崎では3255人にまで膨らむという。

 班長の有吉紅也教授は記者会見で、オミクロン株は流行拡大速度が極めて速くワクチンの効果も小さいとした上で「対策が数日遅れる影響は大きい」と指摘した。

 (坪井映里香)

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