HKT48田島芽瑠が卒業発表 本格的に俳優の道へ、3月14日卒業公演

 HKT48の2期生、田島芽瑠(22)が15日、「西日本シティ銀行 HKT48劇場」で開催された「博多リフレッシュ」公演でグループからの卒業を発表した。卒業後は本格的に俳優として活動し、3月14日に卒業公演を行う。最終活動日は4月2日と3日に予定している「2ショット写真会」になる。

 最後のあいさつの前に「私から報告があります」と切り出し、自身の決断を確かめるかのように一つ一つはっきり言葉をつむいだ。「(2019年公開の)映画『泣くな赤鬼』に出演させてもらったことをきっかけに、本気でお芝居にぶつかっていきたいと思うようになった。さしこちゃん(指原莉乃)の卒業を見送って20歳になって将来を真剣に考えたとき、10年という節目で、俳優という夢に向かって新しく挑戦したいと思った」と理由を語った。

 2012年9月に2期生として活動を開始。加入前は西日本新聞の「こども記者」としてHKT48への取材を発案したこともあった。秋元康プロデューサーから高く評価され、最終オーディションの翌日にその存在をメディアで報じられるなど、デビュー前から注目を集めた。

 加入後すぐに1stシングル「スキ!スキ!スキップ!」のセンターに抜てきされると、48グループ期待の若手を集めたユニット「てんとうむChu!」にも参加。AKB48選抜総選挙ではランクダウンを経験して苦しんだこともあったが、諦めずに再び順位を上げた。

 グループの最前線を後輩たちに譲るようになった後も、誰とでも打ち解ける性格や尽きない好奇心、幅広い交友関係を生かして得た知識や経験をもとに、独自の地位を確立。新型コロナウイルス禍で活動が制限されても「劇団ノーミーツ」の初長編作品にメインキャストの1人として出演するなど、オンラインを舞台に活躍を見せた。

 2017年にリリースしたHKT初のアルバム「092」の特典映像で兼重淳監督と出会ってから演技の魅力に気づき、同監督作品の「泣くな赤鬼」にも野球部のマネジャー役で出演。堤真一や柳楽優弥、川栄李奈などと共演し、将来の道を明確に見定めた。

 「私にとってはお芝居は特別で、ずっと挑戦し続けたいと思えること。俳優として最初の目標は秋元(康)さんの作品に出演すること。その夢に向かって、さらにたくさん活躍を見てもらえるように頑張っていきたい」と、決意を語った。思いを受け止めるように耳を傾ける同期たちに見守られながら「HKT48は私にとって青春であり、夢を与えてくれた場所。皆さんがいなかったら、今こうして胸をはって夢を語ることもできませんし、前に進むこともできない。本当にありがとうございました」と、ファンに感謝した。

 今村麻莉愛や村川緋杏が涙を見せる中、「泣いてくれる人なんていないと思った」と笑ったHKTシングル初代センター。「10年間があと2カ月ちょっとだと思うと、あっという間なんだろうなと思う。最後までみんなで楽しく笑顔でたくさん思い出をつくりたい。アイドルラストラン、応援よろしくお願いします」と手を振った。(古川泰裕)

関連記事

福岡県の天気予報

PR

開催中

2022酒器展

  • 2022年1月12日(水) 〜 2022年1月24日(月)
  • 福岡三越9階岩田屋三越美術画廊

PR