原風景の玄米おにぎり、都会の癒やしに 「玄氣おむすび ひとむすび」(福岡市・天神)

福岡を食べる

 婦人服を着たマネキンが立ち並ぶ福岡市・天神の博多大丸2階。華やかな売り場をフロアの突き当たりまで進むと、打って変わり、おにぎり柄ののれんが現れる。昨年9月にオープンしたおにぎり店「げんおむすび ひとむすび」だ。

 「大切な人にこそ、玄米を食べてほしい」

 持ち帰りもできるおにぎりは、「阿蘇高菜炒め」「鹿児島の黒豚」「ちりめんしょう」などさまざまな具が入った15種類。運営会社の社長、上野沙織さん(36)はおにぎりを見つめていると、脳裏に古里の光景が浮かんでくるという。

 熊本県芦北町の米農家で生まれ育った。農作業の休憩時、あぜ道に座って家族と食べるおにぎりは格別だった。「人が集まれば、そこにはおにぎりがあった。そして玄米は食物繊維やビタミンなどの栄養素が豊富。元気の源だった」

 短大卒業後、福岡市内の飲食店で勤務。結婚を機に主婦になったが「食の大切さを伝えたい」と思い続け、子どもの手がかからなくなり2年前、起業した。...

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