光回線工事遅延は13万件 NTT西が謝罪、8カ月ぶりの解消発表

 NTT西日本は28日、昨年のシステムトラブルに伴いインターネット光回線工事が遅延していた問題で、影響は約13万件に上ったと明らかにした。小林充佳社長はオンライン会見で、8カ月ぶりに遅延状態が解消したと発表し「契約者に多大な迷惑をかけ、深くおわびする」と陳謝。自身と担当幹部の役員報酬を一部返上する。

 NTT西は昨年5月、工事受け付けシステムを更新する際、データ移行のミスで、約6万3千件のエラーが発生。関連するシステムにも不具合が見つかり、工事日が未定となるケースが相次いだ。

 工事日を再調整した約3万4千件の顧客には、最大5千円相当の「おわび金」として総額約1億3千万円支払い、損害が出た法人など約500件には個別に賠償する方向で対応する。

 トラブルの原因に関しNTT西は、データ移行手続きのテスト不足などと説明。今後は、大規模トラブルを想定した組織体制の整備に取り組むという。

 西日本新聞「あなたの特命取材班」には昨夏以降、「いつまでたっても工事日が決まらない」との投稿が続出。福岡県の40代男性宅では、回線開通が申し込みから7カ月後の昨年10月まで延びた。「対応のたらい回しなど不誠実だった。会社の処分も甘く、今も怒りが収まらない」と話した。

 (水山真人)

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