カネミ油症特有の症状 子や孫の4割にも 研究班が中間報告

 西日本一帯で1968年に起きた食品公害「カネミ油症」に関し、厚生労働省の全国油症治療研究班は8日、認定患者の子や孫の健康状態を調べる初の「次世代調査」の中間報告を明らかにした。4割が倦怠(けんたい)感や頭痛など油症特有の症状を訴え、一般に比べ先天性疾患が多い可能性も示唆。研究班は「調査結果を次世代の救済につなげていきたい」としている。

 同日にオンラインで開かれた油症対策委員会で報告した。今夏以降に客観的な健康状態を調べる検診も行い、2023年夏にも報告書をまとめる予定。報告書を基に、ダイオキシン類の血中濃度を重視する現行の患者認定基準を変える必要性を検討するとみられる。

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