【第2部】部落マップ「私が作った本人です」 解放同盟集会の最前列で名乗り出た男

【さらされた部落リスト②衝撃編

 インターネットの急速な普及に伴う「新たな差別」の胎動は、長年、部落差別解消を目指してきた人たちにとって戸惑いの連続だった。事態はエスカレートし、攻防は激化していく。

 ネット上に「鳥取県内の部落(同和地区)」と表題が付けられたページがある。国の同和対策事業で造られた県内の施設の位置に、124個の青いピンが刺さっている。

 「鳥取ループ」を名乗る宮部龍彦氏(43)が2009年9月、ネット上で自由に地図を作製できる「グーグルマップ」のマイマップ機能を使って公開した。説明文には「この近くに住むと、就職や結婚を断られたりする厳しい現実があるそうです」「そんなことがあるわけがないので、皮肉として作った地図です」。...

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