五輪選手ら中傷、中国SNS22万件削除 「暴走」警戒?規制強める当局
【北京・坂本信博】中国の会員制交流サイト(SNS)で、北京冬季五輪の選手や競技解説者への攻撃的な投稿や事実と異なる情報発信があったとして、アカウントの閉鎖や投稿の削除が相次いでいる。短文投稿サイト「微博(ウェイボ)」と動画投稿アプリ「TikTok(ティックトック)」の中国版「抖音(ドウイン)」では計1万超のアカウントが処分を受け、22万件以上の書き込みが削除された。
中国のSNSでは、フィギュアスケート団体戦の女子シングルで、中国代表として出場した米国生まれの朱易選手(19)が転倒して最下位となったことに対し、「(米国の)スパイだ」などの中傷や「朱易が転んだ」「朱易が泣いた」というハッシュタグ(検索目印)が付いた投稿が続出。「中国語も話せないのに中国代表になった」との攻撃に対し、国営通信の新華社などが「デマだ」と否定する事態に発展した。
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