「5千万円」が2時間で完売…デジタル地域通貨の思わぬ波及効果
近年、「PayPay」などスマートフォンのアプリを活用したキャッシュレス決済が増えている。福岡県や市町村も地元の商工団体と連携し、これまでの紙のプレミアム付き商品券とは別に、キャッシュレスの“デジタル商品券”を出すようになった。コロナ禍での有用性に加え、思わぬ波及効果も秘めており、ますます浸透していきそうだ。 (大矢和世)
みやま市では1月、5千万円分のデジタル商品券「みやまスマイルペイ」が発売され、2時間足らずで完売した。「1週間くらいかかると思っていた」と市担当者は驚く。スマイルペイは昨年3月、紙のプレミアム付き商品券と同時に初めて販売。3回目の今回は初めて紙版を発行せず、アプリのみで販売した。
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