入国制限1日緩和 日本語学校「学生いつ来る」 見通し立たず頭抱える関係者
新型コロナウイルスの水際対策が1日から緩和され、留学生など観光目的以外の新規入国が可能になる。学生数が経営状況に直結する日本語学校は受け入れ準備を進めているものの、入国者数には全体で1日5千人の上限があり、学校の定員を満たす時期は見通せない。今後のウイルスの変異も不安定要素。「将来、日本と関わる人材を育てる」との使命感で、ようやく踏ん張っているのが現実だ。
福岡市博多区の「いろは日本語学校」。学生たちは慣れた様子で漢字交じりの文章を書いている。学んでいるのは、ベトナムや韓国、インドなどからの約60人。運営する2校の定員は計430人。空っぽの教室が並び、入国待ちは約350人に上る。永田大樹校長は「期待もあるが、現場は課題山積だ」と話す。
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