今も鳴るスマホの空襲警報 ウクライナから田川へ、母と3歳避難1万キロ

 ブロンドヘアの姉妹が、関西空港のロビーで抱き合った。姉の胸に顔をうずめた妹は、激しい空爆が続くウクライナから3歳の娘の手を引いて、11日間、1万キロを逃れてきた。バッグに詰めることができたのは「数日分の着替え」だけ。姉が日本人の夫と暮らす福岡県田川市へ、姉の車で向かった。田川と関空の往復に記者も同行した。

 妹は、ウクライナ人のエカテリーナ・チャプリンシカさん(30)。今月16日、国際線の到着口で姉の顔を見つけて「ほっとした」。でも表情は暗い。スマートフォンに登録した現地の空襲警報は鳴り続け、故郷に残る両親と夫が心配という。そのそばで、「外国旅行よ」と聞かされている娘のアナスタシアちゃんが屈託のない笑顔を見せた。

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