「ゼロコロナ」中国に逆風 経済打撃、市民に不満「独り負けに」

 1年前、国内総生産(GDP)の伸びが過去最高となり、新型コロナウイルス禍からのV字回復を世界に誇示した中国が一転、「ゼロコロナ」政策の自縄自縛に陥っている。重症化リスクが小さいオミクロン株を厳しい行動制限で封じようとする手法は、感染防止効果が限定的な割に経済への打撃が大きく市民の不満は深刻だ。初期の封じ込めに成功し、共産党統治の正しさを宣伝してきた習近平国家主席(党総書記)は難しいかじ取りを迫られる。

 「感染者の9割以上は無症状なのに、ゼロコロナ政策が市民の心身の健康を害し、経済を壊している。完全に人災だ」。3月下旬からロックダウン(都市封鎖)が続く上海市の男性会社員(47)は憤る。

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