守り通した未来 創業60年のおでんだし、常連の消防隊員ら運び出す

 旦過市場の火災で火の手が迫る中、創業以来60年以上つぎ足してきたおでんのだしを必死に避難させ、守り通した店があった。市場北側にある「丸和前ラーメン」。店員たちが「これだけは」と、鍋を持ち出した。店は大きな被害を受けたが、自慢のだしとともに再起を誓う。

 店は元々は屋台で、約10年前に現在の場所に店を構えた。飲んだ「シメ」に立ち寄る客も多く、いつもは午前3時まで店を開けている。かつお節ベースのおでんのだしは、牛すじや大根など具材の味が年月の分だけ染み出している逸品。創業者の孫の古賀雅俊さん(38)は「黒くて味も濃く、シメにぴったりだ」という。

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