旦過市場火災、がれき処分に思わぬハードル 土地、建物、店…複雑な権利関係

 北九州市小倉北区の旦過市場一帯の火災で、市場北側には、焼け落ちた屋根や廃材などのがれきが山積している。被災者が撤去して処分費用も負担するのが原則だが、約1600平方メートルを焼いたため、がれきの量さえ判然とせず、店主たちは途方に暮れている。長い歴史がある市場は土地や建物、店舗の権利関係も複雑で、処分に向けた合意形成のハードルとなっている。 (岩谷瞬)

 「うわぁ、ぐちゃぐちゃだ」。青果店「もりしたフルーツ」には24日朝、市場の有志が片付けに集まった。泥をかき出し、灰をかぶった冷蔵庫や棚を運び出した。店を営む森下悦子さんはなお散乱するがれきを見つめ、ため息をついた。「とても片付け切れんね」

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