ホークス“柳田祭り”劇的満塁V弾 「神様ありがとう」連敗4でストップ

 ◆ソフトバンク7-3オリックス(3日、ペイペイドーム)

 本塁打を確信すると、柳田はソフトバンクベンチに向かって拳を振り上げ、何かを叫んだ。同点の六回1死満塁。球界を代表する右腕山本の153キロ直球を捉えた。左中間テラス席へ決勝の3号満塁弾。マウンドで両手を膝についてうなだれる山本を尻目にダイヤモンドを一周した。

 「とにかく前に飛ばそうと。執念が奇跡を呼んだ一打だった」。3球で追い込まれながら粘って7球目。「いい投手だし、当てることで精いっぱい。『無理やろ』と。最後は神頼みというか、打った瞬間に『神様ありがとう』と言いました」と振り返った。

 柳田の満塁弾は2019年3月30日の西武戦以来5本目。チームの連敗を4で止め、柳田は主将らしく「流れもあまり良くなかったし、何とかしたい気持ちはもちろんあった」と語った。

 昨季ソフトバンクは山本に1勝6敗と苦しめられた。今季に入って一転、2試合続けて黒星を付けた。しかも山本にとって7失点、満塁被弾ともプロ初の屈辱だ。

 3年ぶりにパレードなどが復活した「博多どんたく港まつり」が開幕した日の快勝。藤本監督は「柳田は最後に来た高めの球をしっかり仕留めた。今日のホームランで明日からみんなが気持ちよく、お祭り騒ぎでやってくれるんじゃないですか」と目を細めた。難敵を沈めた大きな勝利だ。 (長浜幸治)

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