ホークス柳田“5000勝弾” パ最速「先輩たちのおかげ」

 ◆ソフトバンク2-1オリックス(4日、ペイペイドーム)

 記念すべき1勝は、やはり千両役者のバットからだった。同点の七回2死。柳田が、獲物を逃さなかった。近藤の投じた初球。外寄り高めに浮いた直球を迷わず強振した。左中間方向へと飛び出した打球を目視しながら打席を出ると、大きなストライドでダイヤモンドを一周。満面の笑みでナインとハイタッチだ。

 主砲の勝ち越し4号ソロが直結した白星で、球団はパ・リーグ最速の通算5千勝に到達した。「先輩方の積み上げてきたもの。そういう節目はうれしいですけど今までの先輩たちのおかげと思う」。この日は初回にも右翼フェンス直撃の先制適時二塁打をマーク。これまでも多くの勝利に貢献してきたが、球団の歴史をつないできた先人への敬意を強く示した。

 そのバットにかかる期待は大きい。今季は開幕から打撃の状態が上がらず、4月5日には左肩を負傷。約3週間の離脱を強いられたが、復帰後の7試合は全て安打を放ち打率3割3分3厘、3本塁打、8打点と本来の輝きを取り戻している。

 3日にも、同じく同点の状況で球界屈指の好投手オリックス山本から決勝の満塁弾を放ち、チームの連敗を4で止めた。2戦連続の千金弾に藤本監督は「頼もしい。柳田が打てば勝てるという試合をこれからもつくっていければいい」。主砲が再びチームを上昇気流に乗せた。 (倉成孝史)

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