代打・中谷が起死回生の同点1号2ラン 延長十一回にグラ決勝打

 ◆ロッテ3-5ソフトバンク(6日、ZOZOマリンスタジアム)

 千賀と佐々木朗の剛腕対決がクローズアップされた一戦で、昨季途中に阪神から移籍した12年目の右打者が輝いた。2点を追う九回1死一塁。甲斐の代打で起用された中谷がロッテの守護神益田の変化球を捉えた。移籍後初アーチとなる同点の1号2ランが左翼席で弾んだ。

 「追い込まれてからはスイングをコンパクトに切り替えた。(藤本)監督から『ホームランを打ってこい』と送り出され、その期待に応えられて良かった」。粘って8球目を振り抜いた一発。阪神時代の2017年に20本塁打を放った長打力を発揮した。

 ソフトバンクは佐々木朗に対して逆方向を意識した打撃で6安打を放ち、四回には今宮の右中間二塁打で1点を先制した。五回に千賀が逆転を許したが、中谷の一振りで佐々木朗の白星を消し、延長十一回にはグラシアルの右前適時打などで2点を勝ち越した。試合時間は今季チーム最長の4時間18分。敵地での延長戦を制して今季2度目の4連勝を飾った。

 中谷は「ホークスに来て何も貢献できていなかった。1本目がこういう形で出て本当にうれしい」と喜んだ。現役時代に3本の代打本塁打を放った藤本監督は「勝負を決めるのは中谷しかいないと思った。たいしたもの」とたたえた。チームに弾みがつきそうな逆転勝ちだ。 (長浜幸治)

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